企業も家計も、“存続の方程式”は非常に簡単だ。それは、「入るを計って、出るを制す」。売上ばかりを追っても、そこに生じるコストから目をそらしていては、企業として永続することはできない。 売上拡大とコスト削減という両輪に均等に力を注いで、企業として正しく進んでいくために――。情報を知恵に換えて、即効性の高いコスト削減につなげるコツを伝授する。
企業は存続するために、営業力強化、商品開発、技術革新や価格競争を行いながら、前に進む努力を重ねます。しかし、近年の世界的な厳しい経営環境のなか、利益拡大を目指すだけでは生き残ることはできません。たとえ自社がその強風にあおられることがなくても、関係する企業が倒産などに至れば、入金が滞るなどのあおりを受けることになるかもしれないのです。
無駄な出費は利益を脅かす一因です。売上拡大が難しいいま、ぜひ現状認識に目をむけてください。そして、人件費削減の前に少しでも会社からの出金が抑えられるように、会社として一丸となって踏みこらえてください。
本書は、今日からでも気軽に取り組める簡単な手法を記しています。チリも積もれば、意外な結果に至ります。そして、成果を数字で客観的に認識できれば、さらなるやる気へとつながるはずです。企業として踏ん張りとおすために、そこに関連する多くの人たちのために、いまこそしっかり会社にお金を残す努力をしましょう。