本書はバブル経済がはじける直前、三洋電機冷凍機事業部長として“事業部の改革と黒字化”へ2年余に亘って全力投球した著者によるドキュメンタリーであり、起死回生の要因とそのプロセスが克明に記された記録である。「折り重なって前へ行け」というラグビーの精神を表したサブタイトル通り、企業スタッフそれぞれの個性を尊重し、コミュニケーションを図り、その力を信じることが経営の始まりだという著者の強い思いが強烈に伝わってくる。
読者からの感想文の1部をご紹介します。社員を育てながら、社員を通して会社の改革を支援する、私のコンサルテイングの基本姿勢をご理解いただけたら幸いです。
(感想文)
1、企業の命は「製品」、そしてその企業のかけがえのない財産は「人」であると言う構図が良く分りました。リ-ダ-として各人の個性を損なわぬように育て上げ、それを纏め上げていくという過程が実に感動的に伝わってきました。冷蔵庫のヒット商品の開発物語も読みごたがありました。少なくとも人間に興味があれば、一般の人生論とは違った角度から教えられることの多い書物と言えるかもしれません。頑張って読んで得をしました。(68歳男性)
2、事業部でのすさまじいまでの効率化努力と組織活性化のダイナミズム、熱い気持ちで拝読しました。このような人々、会社の活性化を見るに、ますますもって日本の製造業各社に対する長期投資に確信を深めることができました。(50歳投信会社社長)
3、製造業では有りませんが「人間を信じること、チ-ムワ-クを組ませることそして全員が「折り重なって前進する」という精神は全く同様に小生の組織にも適用できます。著書を読ませていただいたことを感謝します。(65歳会社社長)
4、感動しました。1000人の社員を信頼し、引っ張っていく姿は見事なものです。外部のコンサルタントをも信頼し、大変上手に使っていますね。(65歳元会社役員)
5、拝読させて頂き、感動しております。今後の人生のテキストとして、大切にさせていただきます。(50歳会社部長)
6、文章の中に「きらり」と人生の真実をついた言葉が多数あり、一般の大学教授のハウツ-ものにない教えの深さがあり、是非 多くの後輩たちに読ませたいと感じた次第です。(50歳部長・チ-フマネ-ジャ-)
7、外部の人間では窺い知ることのできぬ断面断面が方々に記述され、それを次々と解決していかれるその過程が詳細に描かれ、大変興味深く拝読しました。特に人を愛し,人を信じ、人を活用する科学する心を大切にするの2つの心を「人間としての基本とする」は小生の信条と全く同じで、わが意を得たりと、思わず膝を打って喜んだ次第です。(75歳元会社役員)